設備について

敷地面積 約11,995.850㎡
施設規模 ごみ処理施設 40t/16h×2炉
竣   工 昭和52年3月
完   成 平成16年2月
排ガス高度処理施設及び灰固形化施設
設計施工 株式会社 タクマ
施工監理 株式会社 環境工学コンサルタント
受入供給設備
トラックスケール 1台
ごみ投入扉 3台
ごみピット 1基
ごみクレーン 2基
燃焼設備
ごみ投入ホッパ 2台
乾燥ストーカ 2台
燃焼ストーカ 2台
後燃焼ストーカ 2台
助燃装置 2台
再燃装置 2台
水噴射式燃焼ガス冷却室 2基
排ガス処理設備
ろ過式集じん器(バグフィルタ) 2基
有害ガス除去装置 2基
通風設備
押込送風機 2台
二次燃焼送風機 2基
ガス減温器用送風機 2台
燃焼用空気予熱器 2基
ガス減温器 2基
風道・煙道設備 2式
誘引通風機 2台
煙突 2基
灰出し設備
落じんコンベヤ 2台
焼却灰搬出コンベヤ 2台
ガス冷却室下ダストコンベヤ 2台
空気予熱器下ダストコンベヤ 2台
ガス減温器下ダストコンベヤ 2台
ろ過式集じん器下ダストコンベヤ 2台
灰固形化装置 1式
焼却灰バンカ 1基
給排水設備 1式
排水処理設備 1式
電気・計装設備 1式

 施設の全体系統図

各家庭から集められてきたごみは、段階式ストーカ形式の焼却炉で、ごみを850℃以上の高温で完全燃焼させると共に、ガス冷却室で水噴射冷却を行い、排ガス処理に適した180℃以下に急冷し、ダイオキシン類の再合成を防止しています。

system diagram-1

無公害処理/万全の排ガス・ダイオキシン対策

排ガスによる大気汚染を防ぐため、ばいじんをろ過式集じん器で除去する方式を採用し、有害ガスである塩化水素及び硫黄酸化物は、ろ過式集じん器入口煙道へ消石灰吹込により除去します。
またダイオキシン類については、廃棄物の管理・前処理を徹底し、機械式連続炉による安全かつ完全な燃焼で発生を抑制し、排ガスの急速冷却により再合成を防止し、ろ過式集じん器入口へ活性炭吹込により吸着除去します。
さらに、法規制よりも厳しい自主目標値を設定し、CO、O 2計による完全燃焼の管理、HCI計、SO X計、NO X計による有害ガスのチェックなど、最新の制御システムにより徹底管理します。

制御盤
炉内状況